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ホオノキの不思議観察

今年も大好きなホオノキの花が咲きました。
この豪快な可憐さ、魅了されてやみません。

このくらいが一番美しい感じ。

今年はホオノキの性転換に注目したいと思っていました。
同じ花が1日目に雌性期→2日目に雄性期と変わり、3〜4日目には散ってしまうらしい。ホオノキは自家受粉しないように、そういう作戦をとるとのこと。

この写真、花の真ん中のピンクの柱状部分が開いています。この部分が雌しべ、つまり1日目で雌性期(だよね)。

雌性期のホオノキ、美しい。

そして、たぶんこれが2日目。ちょっと様子が変わってる!


花の真ん中の柱状部分が閉じ、その根元の白い雄しべが開いてる、つまり、雄性期(だよね)。この部分に花粉があり、虫がくっついて花粉が運ばれるんですね。

雄性期は力強さが増した感じがします。

そして3〜4日後、雄しべがポロポロ落ちて、美しさが和らいでいきます。


ちなみに開花前の蕾。

白いのは果実のように美味しそうな見た目。

通常、ホオノキの花は上を向いて咲くので、人間目線ではちょっと見にくいのです。

花芽ではなく葉芽もあるようです。

ホオノキは何と言っても葉っぱが美しい。

遠目にみるとこんな感じ。

葉っぱは朴葉寿司など料理にも利用されてきました。

Tassy(たっしー)

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